第1弾 Cloud Meet up In Yokote

第8弾 開催記録

参加者数

A-1. 商売繁盛☆ビッグデータ・オープンデータの活用方法 29人
A-2. 商売繁盛☆データ活用テーブルディスカッション&懇親会 28人
B. Yokoteオープンデータアイディアソン&ハッカソン 11人
C. 初めてのタブレットアプリ作り大会 16人(内学生8人)
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A-1. 商売繁盛☆ビッグデータ・オープンデータの活用方法

日時 6月13日(金) 17:00 – 19:00
場所 プラザホテル(横手駅前)
担当講師 株式会社ディアイティ / 河野 省二 ,ニフティ株式会社 / 久保田 朋秀 ,株式会社NTTドコモ東北支社 / 実松 竜司 ,横手市役所情報政策課 / 村上 敏幸
参加者 29人

A-2. 商売繁盛☆データ活用テーブルディスカッション&懇親会

日時 6月13日(金) 19:00 – 21:00
場所 プラザホテル(横手駅前)
担当講師 株式会社ディアイティ / 河野 省二 ,ニフティ株式会社 / 久保田 朋秀 ,株式会社co-meeting / 吉田 雄哉
株式会社NTTドコモ東北支社 / 実松 竜司 ,decr / 渡辺 一宏 ,横手市役所情報政策課 / 村上 敏幸
参加者 28人

【セミナー内容・その1】

ビッグデータ・オープンデータって何?
そう思いながらも会場にお越しいただいた方、多いかと思います。
経営者・管理者向けということもあり、今回のセミナーはビジネス展開への取り組み・課題も含め、久保田先生を始め4名の講師の方々にお話していただきました。

オープンデータ(既存の情報)に自身のデータを足すことにより、新しい価値が生まれる。
『Link Data』という活かし方を丁寧の教えて下さった久保田先生のお話は、何気なく利用していた知識への新たな高まりを感じさせるものでした。
情報とは人に伝えるべきものであり、器と内容が重要である。そうおっしゃる河野先生のお話は、強く心に残りました。
実際に精力的にビッグデータ・オープンデータを利用している横手市役所様、NTTドコモ様のお話を聞きながら、さらに情報の活きている生活を身近に感じました。

オープンデータを有効に活用するための『パートナー』『コスト』『収益モデル』様々な課題をどうクリアして取り組むのか。横手市のIT発展のため、できることやらなければいけないことはたくさんあるのだなと思いました。

【セミナー内容・その2】

A1のテーマは「ビッグデータ・オープンデータの活用方法」。
オープンデータとは、2次利用可能な形で公開され自由に活用できるデータのことです。
データを積極的に公開している福井県鯖江市では、災害時の避難所はもちろんトイレの位置情報まで!オープンデータ化しています。

今回のセミナーではそんなオープンデータをうまく使用した例や、データの価値を高めるための活用方法等、様々な事をお話いただきました。
データを作る、では終わらずに、そのデータをどう生かすか考えること。
さらにデータを進化させていくことで、それはより価値のある使いやすいデータになっていく。

情報化社会と言われる昨今、データは様々なところに転がっています。
それをどううまく使うか考え、実行していくことでよりスムーズで快適な生活がおくれるようになるでしょう。
今、のさらにその先に目を向けて考える事ができた、貴重なセミナーでした。
講師の方のセミナー資料はこちらから閲覧できます。

【河野 省二様】

▼使えるデータの作り方 ビッグデータとオープンデータの難しい話
http://dum01.und-meer.com/itap/20140613_kawano.pdf

【久保田 朋秀様】

▼Linked Open Data
http://dum01.und-meer.com/itap/20140613ITAP_kubota.pdf
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B. Yokoteオープンデータアイディアソン&ハッカソン

日時 6月14日(土) 10:00 – 18:00  6月15日(日) 10:00 – 17:00
場所 Y2ぷらざ(横手駅前)  横手商工会議所
担当講師 株式会社ディアイティ / 河野 省二 ,ニフティ株式会社 / 久保田 朋秀 ,decr / 渡辺 一宏 ,株式会社co-meeting / 吉田 雄哉
参加者 11人

【セミナー内容】

「B. Yokoteオープンデータアイディアソン&ハッカソン」では、オープンデータを2つ以上組み合わせたネイティブアプリを翌日15時までに完成させることを課題として、参加者が3チームに分かれてアプリを作成しました。

1日目、まずは自己紹介とチーム分けからスタートです。
アプリ開発を行ったことがある3名をプロジェクトリーダーとし、リーダー同士の話し合いでチームメンバーが決定します。決定前には参加者が自己紹介を行い、リーダーはどんなスキルがあるかを読み取り、今回の課題達成のために必要な人員を指名します。親睦を深めるための自己紹介かと思いきや、すでにプロジェクトは始まっています…!

無事にチーム分けが終わると、各チームどのデータを使用してどんなアプリを作るかを相談します。
今回は二つのデータを組み合わせて作成することが条件なので、どのデータを組み合わせるとより有用性が増すかを真剣に考えていきます。講師の方から様々なアドバイスを受けつつ各チーム方向性が決定すると、どんなアプリを作成するかの中間発表が行われました。

チームAはバスのナビをしてくれるアプリ、チームKはトイレの位置情報・時間帯等を表示してくれるアプリ、チームBは交通事故の起きた場所とAED設置場所を表示してくれるアプリ。
どれも明日の発表がとても楽しみになるような中間発表でした。

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2日目、15時までに完成させる事が課題なのでみなさん朝からストイックに作成を行います。
プレゼン用資料の作成やアプリの動作確認等、発表に向けてわらわらと動きます。

そして15時。なんとか作成完了!し、各チームアプリの発表です。

【チームA(両手に花チーム)】 よこてバスナビ
横手市循環バス停留所・時刻表と羽後交通の時刻表の二つのデータを使用しており、
目的地と到着時刻を入力すると、どのバスに乗れば良いかを表示してくれます。
文字やボタンも大きめで見やすく、自力での移動が難しい高齢者にもぴったりの使いやすそうなアプリでした。

【チームK】 \トイレ!ドコ?/
鯖江市のオープンデータを使用した、緊急時にトイレを探してくれるアプリです。
余裕が無い時の為に1~2タップで使用できる高い操作性、利用時間で近くのトイレがかりれそうかの自動判定機能等、かゆい所に手が届くアプリでした。
プレゼンにも謎の勢いがあり、途中笑ってしまいました。

【チームB】 横手市交通事故危険マップ
横手市のAED設置場所・学校の位置情報を使用した、交通事故の危険地域が分かるアプリです。
多発地帯での注意喚起と、事故が起こってしまった際はAED設置場所情報を確認することで応急処置が行えます。
学校の位置情報も掲載しているので通学路の見直し等も行える、様々な方が使用できるアプリです。

3チームの発表を終え、講師の方からのアドバイスを受け、セミナーBは終了しました。
アプリを完成させる為の作業の割り振り、資料の作り方等様々な事を学べました。
チームのプレゼンをさせていただいたり、お昼が二日連続横手焼きそばだったり…、短い期間でしたが多くの事が経験できたセミナーでした。
作成データはこちらから閲覧できます

【チームA】 よこてバスナビ

▼プレゼン資料
http://dum01.und-meer.com/itap/busnavi.pdf
▼アプリ画面
http://dum01.und-meer.com/itap/busnavi_ap.pdf

【チームK】 \トイレ!ドコ?/

▼プレゼン資料
http://dum01.und-meer.com/itap8/teamK_presen.pdf
▼ソースコード
https://github.com/misyobun/Yokote

【チームB】 横手市交通事故危険マップ

▼プレゼン資料
http://dum01.und-meer.com/itap/team_b.pdf
▼アプリのインストール
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.misimo.yokozero&hl=ja
講師の方のセミナー資料はこちらから閲覧できます。

【久保田 朋秀様】

▼企画の作り方 プレゼンの仕方
http://dum01.und-meer.com/itap/20140614ITAP_kubota.pdf
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C. 初めてのタブレットアプリ作り大会

日時 6月15日(日)10:00 – 16:00
場所 Y2ぷらざ(横手駅前)
担当講師 株式会社co-meeting / 吉田 雄哉
参加者 16人

【セミナー内容】

『初めてのタブレットアプリ作り大会』では、横手市で公開されているオープンデータの中から「横手やきそば暖簾会加盟店」を利用し、オープンデータの概要から吉田先生に詳しく教えていただきました。
学生や若年の受講者が多く、横手市に浸透し始めたITへの意識の高さが窺えました。

タブレットアプリ開発への土台を吉田先生が予め用意してくださっており、また、他の講師の方々が補助としてついてくださるなど、セミナータイトルのとおり『はじめて』の受講者たちにも易しい環境で取り組めました。

「横手やきそば暖簾会加盟店」オープンデータに『新しい情報』を加えることで、さらに使いやすいタブレットアプリを開発するため、受講者は実際に各加盟店舗に赴き、そこで昼食をとりつつ情報収集を行いました。
午後からはその情報を元にチームディスカッションが行われ、アプリを作る際、どのようなインターフェースだとやりやすいのかという点に重点を置いて受講者たちの積極的な情報交換が行われました。情報が集まる・加わることで『情報の価値が高まる』というのを受講者自身が体感できた時間だったと思います。

その後に行われたチーム代表者からの発表会では、『利用者に使いやすい』『どのような見せ方でひとつの情報がより活きるか』『どのような価値が生まれるか』など様々な角度から掘り下げられた意見が寄せられました。
情報を吸収し、さらに肉付けして新しい価値を加えること。受講者がこの共通の意識を持って課題に取り組めたことに寄り、たくさんの意見が生まれたのだと思います。
オープンデータを活用するということに楽しかったと感想を持ってくれた受講生が多く、また参加したいと意欲的な発言もたくさん寄せられました。

アイディアを出すことに付加価値があること、アイディアを作る人も大事なこと。
このことが励みになったと教えてくれた受講者たちが、今後横手市のITを牽引してくれるようになっていくのだろうと感じました。
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商売繁盛☆ビッグデータ・オープンデータの活用方法