農商工連携ブランドプロモーション事業について

秋田県横手市は、国内でも最大の広さを誇る盆地の中にあり、水稲のほか、豊富な水資源と恵まれた土地を利用した果樹栽培や野菜の栽培が盛んです。

一方、農商工連携に向けた取り組みについては、大沢ぶどうジュースやホップ茶など行政や団体主導による商品開発は行われていますが、中小企業と農家が手を組んでの取り組みは決して多くありません。中小企業と農家はお互いの繋がりが弱く、連携した商品づくりをうまく行えていないのが現状です。

横手市は、冬の伝統行事「かまくら」やご当地グルメ「横手やきそば」で全国的に知られているほか、世界遺産岩手県平泉文化のルーツとなった後三年合戦や国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された増田の町並みが注目され、観光客も徐々に増えてきています。

しかし地域の特色を活かしたお土産品が少ないため、優れた農産物が豊富にある利点を活かし、地元農産物を利用したお土産品の開発が課題となっていました。

そこで、中小企業と農家の連携体に対し、専門的で具体的な支援をする団体として、「農商工連携ブランドプロモーション事業」を立ち上げました。

当事業では意欲を持つ中小企業や農産品加工を目指す農家を募集し、横手の伝統をコンセプトにしたお土産品を開発・販路拡大支援することにより、横手の魅力を全国にPRするとともに、地域の農商工連携の活性化に寄与していきます。

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当事業は、一般財団法人自治総合センターのコニュニティ助成援助事業(宝くじ助成金)を活用し、実施しました。